【追記あり】フランス、今日から(暫定)15日間の自宅待機です

どこもかしこも同じ話題なので、あえて書くつもりはなかったのですが、一応在仏者として書いておこうと思います。
(一番下に在仏日本領事館からの詳細な情報も添付しておきます。)

すでに昨日16日からフランス全土の学校は閉鎖されていますが、同じく昨日(16日)発表になったフランス政府の方針により、本日17日の12時からフランス全土において移動制限処置がとられます。
具体的にはスーパーマーケット、ガソリンスタンド、市役所や医療機関など、生活に不可欠なサービス業以外の商業施設は閉鎖され、他の業種についても基本的にはテレワーク。
テレワーク不可能な業種、または閉鎖されない業種の従事者、および生活に必要最低限な買い物などで外出する場合は専用の許可証をダウンロードして携帯することが義務付けられています。

違反した場合、現状では38ユーロの罰金の支払いが命じられますが、これについてはすでに最大135ユーロまで引き上げられることが検討されています。

同時にシェンゲン協定国間の移動を(暫定)30日間禁止。
シェンゲン協定国の滞在許可証携帯者、国籍保有者以外は協定国内への入国が*一部を除いて禁止されますので、当然フランスの滞在許可証携帯者やフランス国籍保有者以外は、フランスへの入国が禁止されます。
(*医療物品、食品などの運搬が該当)



ということで、子供たちは全員家に居ます。
小学生の娘は先生から毎日課題が送られるので、それと+して家で毎日しているテキストなどの勉強をしています。
高校生の娘と大学生の息子はそれぞれ課題があるようですが、長期化するようならスカイプ授業なども検討されているみたいです。

我が家は通常毎週土曜日に1週間分の食品などの買い物をしているので、先週土曜日にいつも通り買い物へ行ってきました。
報道でもある通り、パスタなど一部の商品は通常の半分以下でしたが、全くなくて買えないということはありませんでした。
(もちろん地域や各店舗によって違うと思います)
常にある程度の食品のストックはあるので、特別買いだめはしていませんし、基本的にはこれまで通り週1の買い物の予定です。
もちろん買い物に出る時は許可証を携帯します。

夫は銀行勤務で生活に不可欠な業種に入っているので、月曜、火曜と出勤ですが、銀行の方針で交代制での出勤になるので、水曜と木曜は自宅待機になる予定です。

お隣のイタリアでは初期対応の遅さによって、現在甚大な被害が出続けていますが、フランスもちょっと遅れ気味間が否めません。
また、日本などと違って「人や社会に迷惑をかけない」という個人個人の意識が低いので、このような処置がとられるまでほとんどの人は予防努力をしていない状態だったので、今後どれだけの感染者と被害が明らかになっていくのかちょっと怖いですが、自分に出来ることをするしかないですね。

私はこの自宅待機の時間を利用して最近ペースが落ちている読書を再開し、庭の手入れをしたり普段は作らない時間のかかる料理などを作って過ごしています。



【追記】
政府から新たに外出制限についての発表がありました。
上で書いている証明書は宣誓書(Attestation sur l'honneur)のことなのですが、自宅と職場を行き来する通勤の場合は移動中の証明書(Attestation de deplacement derogatoire)と出勤証明書(Justificatif de deplacement professionnel)が必要になりました。
そして今回の外出制限において宣誓書(Attestation sur l'honneur)は使えなくなりました。
ちなみに夫の働いている部署は1日1人が午前中のみ出勤になったので、次の出勤は月曜の午前中のみに。



にほんブログ村 その他日記ブログ その他アラフォー女性日記へ

以下、在仏フランス領時間からのメール
↓ ↓ ↓

●16日,マクロン大統領はテレビ演説で,外出制限を強く求め,規則に違反した場合は罰金を受けること,EU共通の決定により17日から,EU及びシェンゲン圏への入境を閉鎖し,EU域外の国とEU圏内の国の間の渡航を30日間停止するなどの発表を行いました。(日本人は滞在許可証を所持しているなどの例外を除きフランスへの入国はできません。)
●また,その後,カスタネール内務大臣が各措置の詳細を発表しましたので,以下のとおりお知らせします。特に厳格な移動制限措置については証明書を取得する必要がありますので注意が必要です。
●17日の航空便については概ね通常どおりのようですが,特にご旅行中の方につきましては,ご自身のフライト情報を改めてご確認することをお勧めします。
●1メートル以上の対人距離確保,頻繁かつ綿密な手洗い,アルコール消毒液の利用,握手・ビズの回避等の感染予防措置を励行しながら,冷静な対応を心がけて下さい。

1.マクロン大統領テレビ演説の概要は以下のとおりです。
(1)17日正午から,少なくとも15日間,仏国内(本土及び海外領土)において,外出を大きく制限。野外における集会,友人や親族との会合は禁止。1メートルの距離を守り接触を避けた形での買い物,通院,テレワークが困難な場合の通勤,若干の運動といった必要な外出のみを許容。規則に反した者は罰則を受ける。
(2)EU共通の決定により,17日正午から,EU及びシェンゲン圏への入境を閉鎖。EU域外の国とEU域内の国の間の移動を30日間停止。現在EU圏外にいるフランス人の帰国は可能。
(3)市町村議会選第2回投票の延期を決定。
(4)コロナウイルス対策に集中するため,年金改革を含む現在進行中の改革を一時中断する。18日の閣議で,政府が緊急事態に対処し,必要な場合には,危機管理の分野に厳格に限った上で,政令により法律を制定するための法案を提案,19日に議会で審議。
(5)最も被害を受けている地域への支援を実施。患者の集中や病院の飽和に面しているグラン・テスト圏を支援。近日中にアルザス地方に,軍の医療施設を展開することを決定。
(6)経済面に関しては,税金及び社会保険料支払いの延期,銀行の貸し付けの返済期限の繰り延べ,国による3000億ユーロを上限とした保証に言及。危機に瀕する小企業に関しては,税金,社会保険料,水道・電気・ガス代金,賃料支払いも延期。また,部分的失業の拡大,起業家,手工業者,商人のための,国による連帯基金の設立にも言及。

2.カスタネール内務大臣が発表した各措置の詳細は以下の通りです。
(1)移動の最小限の措置
ア 17日(火)12時から15日間(延長可能性あり),厳格な移動制限措置がとられる。基本的には自宅待機であり,イタリアやスペインに倣った封じ込め措置が採られる。
イ 以下の事項については例外と見なされ,事前に証明書を取得しておくことで移動が許可される。
・テレワークが不可能な場合の,自宅から職場への移動(併せて職場を証明する書類が必要)
・許可された近場の商店での必需品の買い物
・医療関係業務のための移動
・子供の保育又は脆弱な人の支援のための移動
・運動(個人で行い,自宅の周囲で,人の集まりを伴わないものに限る)
ウ 10万人の警察と国家憲兵隊が動員され,フランス全土に検問(拠点式,移動式)が設置される。歩行者も含め,移動に際しては,逐一,移動の理由を記載した自筆の証明書(document attestant sur l'honneur le motif de son deplacement)の携帯が義務となる。今晩中に政府のサイトでダウンロードが可能になる証明書のフォーマットには,移動の性質,行き先,理由を記載する。併せて,職場を証明する文書(carte professionnel, certificate de leur employeur)の提示が求められる。
(以下の内務省サイトに明日以降,証明書のフォーマットがダウンロード出来ようになる予定です)
https://www.gouvernement.fr/info-coronavirus#xtor=AL-5-%5Binstitutionnel%5D-%5B%5D-%5Bbouton%5D-%5B%5D-%5B%5D-%5B%5D
エ 違反した場合の罰金は現状では38ユーロであるが,近く最大135ユーロにまで上げる予定。
(2)国境関連
ア EU圏への入域
・シェンゲン協定加盟国,EU加盟国と英国の市民のみが入域できることとなる。EU非加盟国民の入域は,滞在許可証を保持している場合や,第三国の保健関係者などのいくつかの例外を除き,認められない。
・他方,商品の入域と出域は継続される。
・EUに入域する絶対的な理由のない第三国の国民の入域は,入域禁止の対象となる。
(3)EU内部における国境
・国境の「完全な閉鎖(fermeture totale)」は行われないが,移動は必要最小限に制限される。
・越境労働者は,居住証明書や雇用証明書の提示によって,日常的に越境することが可能。
・商品の移動の制限は論外である。医療物品や食料等は影響を受けない。
・これらの措置は,均衡がとれたものになり,隣国と適切に調整され,欧州委員会に通知される。

3.1メートル以上の対人距離確保,頻繁かつ綿密な手洗い,アルコール消毒液の利用,握手・ビズの回避等の感染予防措置を励行しながら,冷静な対応を心がけて下さい。

4.新型コロナウイルス情報関連サイト
●フランス政府(コロナウイルス:症状と対策)
https://www.gouvernement.fr/sites/default/files/styles/plein-cadre/public/affiche/affiche/2020/03/coronavirus_ce_quil_faut_savoir.jpg?itok=0XjRTcqd

●フランス政府コロナウイルスQ&A特設ページ
https://www.gouvernement.fr/info-coronavirus

●フランス連帯保健省ホームページ
https://solidarites-sante.gouv.fr/

●フランス公衆衛生局プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地域圏
https://www.paca.ars.sante.fr/liste-communiques-presse

●フランス公衆衛生局オクシタニー地域圏
https://www.occitanie.ars.sante.fr/32-nouveaux-cas-de-coronavirus-en-occitanie

●フランス公衆衛生局コルシカ
https://www.corse.ars.sante.fr/coronavirus-covid-19-informations-utiles
スポンサードリンク

この記事へのコメント