日本語と英語や外国語をごちゃ混ぜにして話すのは不快なのか?

この話題については以前にも何度か耳に挟んだことがあるのですが、たまたま見つけた動画を見て、更にそこについているコメントを読んで、ちょっとだけ真剣に考えてみたのですが…。

まずタイトルの意味についてなのですが、バイリンガルや海外在住の日本人などが日本語を話す時に、英語や外国語を混ぜて話しているのはイラッとするとか、自慢げでバカみたいだとかそういう不快に感じることなのか?ということです。
もちろん何を不快に感じるかは個々それぞれなのでいいのですが、その理由が自慢げだとか日本語なら日本語、英語なら英語できちんと分けて話すべきだとか言われるとちょっと考えてしまうのです。
もちろん実際自慢したくてわざと必要以上の外国語を挟んでいる人が居たりしたとして、それが不快と思う人もいるかもしれませんが、自分が海外在住で四六時中3か国語をごちゃ混ぜにしているから言い訳したいとかそういうことでは全然なくて、そもそも日本語に英語や外国語を混ぜるなというボーダーラインが曖昧ではないかと思うのです。

これは私がまだフランスに来る前にアメリカ在住の日本人のママから聞いた話なのですが、渡米したての頃に現地で知り合った日本人が日本語にやたら英語を混ぜるのを聞いて、初めはなんかスカしてんなーって思ったそうです(笑)
でも実際在米年数が上がるに連れて、気が付くと自分も英語を混ぜる割合が多くなってしまったことに気付いて、別に自慢とかなんとかではなくて単なる利便性だったり日常的な単語だったりが英語に置き換わってしまっただけだと分かったということでした。
もちろんこういうのも、特に在外の日本人の子供の言語教育という視点で考えた場合は、親がきちんとしっかり使い分けていないのは良くないとか、親がだらしないみたいな風に考える人も居るようです。

私は別にどっちが正しいとかダメだとか言うことを言いたいわけではないのですが、実際日本で日常的に使っている言葉には英語や外国語がかなり多く使われていて、正直どこからが不快でどこまでが大丈夫なのかはそれぞれ違うのだから、あんまりピリピリしなくてもいいのでは?と思うのです。

例えば「これコピーして」「ドア閉めて」「ライトがつかない」「チェックして」と言われていちいち英語で言うなよという人はほぼいないと思います。
それだけ日本語の一部のように浸透しているからだと思います。
「このアーティストの曲ってすごくクリエイティブでエネルギッシュだよね」とこれだけ混ぜ込んでも、いちいち英語挟んでウザいなぁと思う人はあんまりいないと思いますが、これを「このアーティストのチューンって」とか「このアーティストのミュージックって」と言ったり、更に聞き慣れないようなフランス語の単語で「このアーティストの曲ってクレアティブでエネルジックだよね」とか言うと、はぁ?何でフランス語挟んでんの?ウザーとなる可能性が高まるかもしれません(笑)

またはフランス在住の私が同じく在仏の日本人のママに、「明日はエコールがグレイブで休みってメトレスが言ってた」と言っても、相当ナチュラルでたぶん誰もウザいとは思わないと思いますが、日本に住んでいる人が聞いたらウザっ!ってなっても理解できます。
でも日本語にしたところで「明日学校がストライキで休みって先生が言ってた」と、英語の発音とは少し違うにしてもストライキという英語を使うことになるわけで、これは良いけどこれは無理というボーダーラインもなかなか定義できないし、10年前20年前と今ではまた全然違ってくると思うのです。
とにかく日本で使われている日本語には外国語に置き換えられている言葉がかなり多いので、今更ごちゃ混ぜがどうのって言われても感があるというのが私の率直な気持ちです。
それで自分なりに思ったのですが、結局人は聞き慣れない言葉を使われると不快に感じる傾向にあるだけで、英語とか何とかっていうのは突き詰めると関係ないのかな?と。
きっとそういう人は自分の環境から遠い人たちの話す言葉や、同じく自分に縁のない難しい言葉や専門用語を挟まれるだけでも不快に感じるのだろうと推測できるわけです。
批判っぽい内容に聞こえるかもしれませんが、特定の人に対する批判でもなければ自分の擁護でもないつもりです。
ただちょっとアレっと思ったことについて少しよく考えてみたらこういう答えに行きついたという独り言的な内容ですのでさらっと読んで下されば幸いです^ ^;


おまけに書かせて頂くと、子供のバイリンガル教育としては圧倒的に混ぜこぜは良くないと聞きますし、そこをきちんとするのが親の役割というのも分かります。
でもどんな言葉にも全く同じ意味に翻訳できないものがあるわけで、私が適当過ぎる親なのかもしれませんが、ちょっとくらい良いじゃーんと思っています^ ^;
私の夫は日本語をほぼ全く話せませんが、「いただきます」「ごちそうさまでした」とか日本語で言ってますし子供たちもそうです。
また、5歳の娘に日本語で色の名前を教えていた時に、オレンジ色は英語で?と聞かれてオレンジ、日本語は?と聞かれてオレンジ・・・だってピンクもそうですが橙色とか桃色とか今時言わないですしね(苦笑)
ブラックとかホワイト辺りも相当日本語で普通に使いますよね?
もちろんそこは黒と白で教えましたが、とにかくあまりにも外国語が日本人の日常に入り込んでいるので、どこまでがOKかは本当に環境や個々によって全然違ってくるよねと思うわけです。

そしてここからは完全に私の言い訳になりますが(笑)自分でコントロール不能な夢の中でさえ3ヶ国語が入り乱れている私は、もしかしたら自分では気づかないうちにスカしてんなぁーとかイラっとされるような言葉をブログ記事に挟んでしまっているかもしれませんが、どうぞそれはわざとではないのでお許しを^ ^;



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この記事へのコメント

  • イズル

    不快とかではなく、美花さんの記事で感じた事あります(笑)
    どうして「バカンス」じゃなくて「ヴァカンス」なのか、とか(笑)
    「フランス語を日本語にする時に自然に使ってるんだ」と気づいたのはつい最近のことです(違ったらごめんなさい)
    あたしで言えば、やはり外国語に親しんでないので聞きなれていないってことに尽きます。
    美花さんが書いているように、今の日本語は外国語がかなり混ざっている状態にもかかわらず、それを意識できていないと自分で思いました。
    それなのに、「ピンク」は何色かと聞かれたら「桃色」と教えたほうが・・・と思うのは、多分昭和だからかな(笑)
    自分ですら「朱色」とか使いませんが(笑)

    先日の「使わないと言葉は衰退する」と同様、すごく考えさせられました。
    日本語をもっと大事に、そして口ばかりだけど(汗)遅くならないうちに外国語勉強しようと思いました^^
    2016年10月09日 20:44
  • ミカ

    >イズルさん

    あぁぁぁぁ、一回書いたコメ消してしまったToT

    なので簡潔に書くと、ヴァカンスについては英語でもフランスでもVa=ヴァの発音なので、日本語で書くときも話す時も私は普通にヴァを使ってます。
    これはBとV、RとLなどの区別をつける言語を普段話す人なら逆にBなのかVなのか?またはRかLかはっきりしない方がモヤモヤする気がします^ ^;
    例えば夫にバカンスと言っても通じないか、聞き返されると思うので常にはっきり区別をつけて話してるので、ある種の慣習でしょうか(笑)

    ピンクはやっぱり桃色ですか?^ ^;
    人生振り返っても桃色って何回使っただろう?という程度なのですが(笑)確かにきちんとした日本語を教えることも大事ですよね。
    私がレイジーなだけかもしれませんが、とりあえず子供たちの日本語のレベルは日常的な会話が出来る程度で良いと思っているので利便性優先ですが、私自身日本語が好きですし日本語にしかない表現や美しい言葉は子供たちにも学んで欲しいなぁと思います。
    でもそれは本人たちが学びたいと思ったらで私がどうこう言うことでもないかなとも。
    何せ言葉の問題は難しいです(苦笑)
    2016年10月09日 22:38